ワインは世界各地で生産されていて、南半球のオーストラリアでも様々なワインが造られています。オーストラリアのワインは、その気候や風土などを活かした製法など、様々な工夫がされていて、それが人気の高さに繋がっていると言えます。そんな人気の、オーストラリアのワインを紹介したいと思います。ワイン好きの方はもちろん、そうでない方も試してみてはいかがでしょうか。
オーストラリアのワインの特徴
オーストラリアでは様々なワインが生産されていますが、オーストラリアのワイン産業は、輸出を始め雇用や観光など、経済面にも大きな影響を与えています。
世界におけるワインマーケット市場でも、生産量と質の両面において重要な役割を担っています。
オーストラリアでは主要な国際品種などはもちろん、他にも約130種類以上ものブドウが栽培されており、シラーズを使用したフルボディの赤ワインにも定評があり、高品質で美味しいとワイン好きからも評判になっています。
オーストラリアのワインというと「ニューワールド・ワイン」をイメージする人もいると思います。
こちらの地域は「ニューワールド・ワイン」のパイオニア的な存在としても知られていて、これまで様々な研究や実験が繰り返されてきたのです。
世界中にあるワインの産地が、パイオニア的存在であるオーストラリアの研究や取り組みなどの恩恵を受け、ワインの製法や醸造技術の向上、ブドウ畑の管理改善などに役立っているのです。
良質なブドウを育ててくれる気候や風土
良質なワインを造るためには、産地の気候や風土も多く影響してきます。
オーストリアには様々なブドウの産地があり、その多くは比較的冷涼な気候になっています。
全体的に大陸南部の沿岸に位置しており、気象条件はもちろん土壌もワイン造りに最適です。
オーストリアの生産地域は広範囲に及んでいるため、品質や収穫量や安定しているとも言われています。
ブドウの収穫期ですが、北半球にあるヨーロッパなどと比較して、およそ6ヶ月くらい早くなっていることもあり、3月から4月にかけてが標準にされています。
オーストラリアワインの味が気になる人もいると思いますが、こちらのワインは醸造した後、長い年月をかけて熟成させなくても美味しく飲めるのが特徴と言えます。
オーストラリアワインの主要産地
オーストラリアの主要なブドウ栽培地域は、「南オーストラリア」、「ヴィクトリア」、「ニュー・サウス・ウェールズ」の3つの州となっています。
他にも、タスマニアや西オーストラリア、クイーンズランドなどの地域でも、美味しいワインを楽しむことができます。
◆南オーストラリア
南オーストラリアは、オーストラリア国内の中でも主要なワインの産地として知名度の高い地域です。
金の産出量が多いのが特徴になり、南オーストラリアの金は国内のほぼ半分を占めているのです。
こちらではシラーズを用いた赤ワインに定評があり、白ワインはリースリングに人気があります。
南オーストラリアの主な産地としては、バロッサ・ヴァレー、エデン・ヴァレー、クレア・ヴァレーなどがあります。
◆ヴィクトリア
オーストラリアではヴィクトリアも有名で、国内では比較的小さい州ではありますが、ワインの産地としては重要な地域とされています。
ヴィクトリア州のワイン生産量は、生産ランクで3位になるなど、その盛況ぶりを見ることができます。
こちらでは海風の影響が大きく、ピノ・ノワールやシャルドネなどを中心に生産されている一方で、シラーズも数多く栽培されているのが特徴と言えます。
その他にも、ヤラ・ヴァレーやモーニントン・ペニンシュラなども有名であり、スパークリング・ワインやデザートワインなど、多種多様なワインを楽しむことができます。
◆ニュー・サウス・ウェールズ
オーストラリアと言うと、ニュー・サウス・ウェールズも忘れてはいけません。
生産量が多い南オーストラリアと比較すると少なめになりますが、白ワインの名産地であるハンター・バレーを輩出するなど、オーストラリアの中でも重要な州と言われています。
ハンター・バレーは、辛口の味わいを楽しめるセミヨンの白に人気があります。
州内ではその他にも、シャルドネやシラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨンやヴィオニエなど、有名なワインがたくさん造られています。
◆ノーザン・テリトリー
ノーザン・テリトリーは赤道寄りに位置していることから、ブドウの栽培にはあまり適していません。
しかしその中において、アリス・スプリングス周辺ではシラーズやカベルネ・ソーヴィニヨンなどが栽培されています。
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