グッチとグッチのバッグ
イタリアのファッションブランドのひとつに君臨しているグッチは、1921年の設立以降に数々のアイテムを提供し続けています。
元々は旅行鞄や馬具を取り扱う高級皮革店でしたが、今では財布や時計、ネクタイ、サングラス、長靴、バッグと幅広い種類のアイテムが揃っているのが特徴です。
デザインは豊富にあり、シンプルなものからパーティーなどフォーマル向きのアイテムまで、様々なシーンで活躍できるものがたくさんあります。
最も注目度の高いブランド、と言ってもいいでしょう。
そんな根強い人気を集めているグッチは、バッグも人気があります。
他のファッションアイテムと同じようにバッグも様々な種類を展開しており、その中でも注目を集めているのが、使いやすいと評判のトートバッグです。
グッチのトートバッグの素材には、動物の皮で加工した革はもちろん、それだけではなくPVC加工によるロゴジャガードを使用したものも少なくありません。
PVC加工(ポリ塩化ビニール)は水や汚れなどに強い性質を持っており、素材そのものもコストが低価格であることから、他ブランドのトートバッグと比べてコストパフォーマンスに優れていると言えます。
グッチが提供しているトートバッグは、ショルダーとパイピングに大きな特徴があります。
その中でも、ディアマンテやGGキャンバスといった定番アイテムにアクセントカラーを施し、さらにベージュや黒だけの物足りないスタイルを、よりキレイなデザインへと仕上げているのです。
グッチのバッグは、赤と緑のウェビングラインを組み合わせたものも人気があり、これだけでも大きな価値があるのではないかと思います。
ショルダーバッグにはチャームがついたものが多く、女性はもちろん男性から好評です。
グッチのソーホー(SOHO)
グッチのバッグの中でも代表的な一品が、ソーホー(SOHO)です。
グッチが提供しているソーホーは、2012年に開催されたクリエイティブ・ディレクターである「フリーダ・ジャンニーニ」のクルーズコレクションの中で発表されたアイテムです。
その後は2013年に開催された春夏コレクションで発売されるなど、全体的には比較的新しいバッグと言えます。
発売して数年が経過しましたが、ソーホーは発売当初からたくさんの人から注目されていたバッグです。
現在もその人気は健在で、イタリアはもちろん、それ以外の国々でもたくさんのファンから絶大な支持を得ています。
グッチの新しいバッグとして君臨するなど、その人気の高さを知ることができます。
現在も発売当時のデザインやスタイルの特徴はそのままに引き継いでおり、小型タイプのショルダーバッグや高い収納力を誇るトートバッグなど、豊富なバリエーションに恵まれています。
ソーホーの特徴
グッチのソーホーですが、やはりそのデザインに特徴があります。
バッグの全面に、インターロッキンGをエンボス加工しているのです。
加えて高級感漂うソフトカーフレザーに、ラバーパッドと凹凸のあるダブルGをデザインしているのも大きな特徴と言えます。
それによってシンプルでエレガンスなデザインのバッグが、何かしら力強さを感じるようなバッグに生まれ変わりました。
ソーホーは付属品にも魅力があり、付属品にタッセルと呼ばれるフリンジチャームが装備されています。
グッチのソーホーはとにかくラインナップが豊富ですので、幅広い層から愛用されているのです。
グッチのシルヴィ「Sylvie」
グッチが展開しているバッグと言うと、シルヴィ(Sylvie )が高い人気を博しています。
シルヴィは、2017年に開催された春夏コレクションで登場しますが、それ以降は世界中にいるたくさんのセレブから支持を得るようになりました。
女性らしい可愛さに魅了される人がたくさんいて、その人気は現在も継続しています。
グッチのシルヴィは、バッグのフタの中にグリーン、レッドのウェブストライプを埋め込んでいるのが特徴で、それがグッチらしさを表わしているのです。
全体的にはエレガントさを持ったバッグですが、バックルやゴールドのチェーンなどを加えることで遊び心を演出するところが、グッチの魅力でもあります。
これによって伝統と革新の2つの実現に成功したのです。