数多く存在する香水ブランドの中でも、フランスで人気の高いブランドのひとつが、「マドエレン(MAD et LEN)」です。こちらのブランドはこれまでも数々の作品を生み出しており、日本でもその人気は健在で、オシャレ好きの人の必須アイテムとして利用されています。マドエレンはそのユニークな名前にも特徴があるブランドと言われていて、興味を持つ人も多いのではないかと思います。そんなマドエレンについて紹介しますので、オシャレ好きの方は是非チェックしておきましょう。
フレグランスブランド マドエレンについて
フランスの人気ブランドでもあるマドエレンは、2007年に南フランスの豊かな自然に囲まれた山村であるサンジュリアンにおいて、サンドラとアレッサンドラ夫妻が共同で立ち上げたフレグランスブランドです。
マドエレンはそのユニークな名前がよく話題になることが多いのですが、実はマルセル・プルーストが描く20世紀を代表する作品、世界的な傑作と称されている長編小説の「失われた時を求めて」が由来と言われています。
こちらの作品に出てくる、「紅茶にマドレーヌを浸して口にしたその瞬間、過去の記憶が蘇ってくる」という有名なエピソードが、マドエレンというブランドのコンセプトとして位置付けられていて、そのままネーミングとして採用されたと言います。
マドエレンのアイテムを一度は利用したことがある人の中には、そのネーミングの奥深さに心が惹かれる人もいるでしょう。
周囲の人を惑わせてくれるフレグランスによって、遠い過去や記憶、心の奥深くにしまっていた感性を呼び起こし、どこかに広げたいといという思いがそこにあるのかもしれません。
マドエレンは、元々は家族で経営していたブランドなのですが、今では世界中に名の知れるブランドへと成長しています。
サンジュリアンの小さい民家を拠点にして、世界各地から集めた植物を蒸留抽出し、その中から天然成分だけを取り扱っているのが特徴です。
マドエレンの特徴は、パッケージから製品のラベルに至るまで、その全てを手作業で作り上げていることにあります。
ひとつひとつのアイテムを丁寧に作り上げていくスタイルが、業界はもちろん世界中のユーザーから高く評価されています。
ひとつひとつ丁寧に仕上げるブランド独自のスタイル
マドエレンが手掛ける香水は、ブランドの持つこだわりに特徴があります。ブランド独自のスタイルによって、ひとつひとつ丁寧に仕上げているからです。
香水ブランドの中には大量に生産されるものもありますが、それらとは一線を画していると言えるでしょう。
全てのアイテムが希少性の高いものになっており、それらのアイテムはセレクトショップなどを中心に販売されているのも特徴です。
マドエレンならではのスタイリッシュなデザインに加えて、何かしら親しみや懐かしさなどを覚えながら、他のブランドでは見ることができないようなブランド力を見事に演出しているのが、マドエレンの魅力でもあるのです。
マドエレンが展開しているアイテムの数々は、本国のフランスはもちろん、現在は世界各地にいるファンに高く支持されています。
マドエレンの魅力は天然植物を蒸留抽出
マドエレンが提供しているアイテムは、木や花といった天然植物を蒸留抽出した後、それを手作業によって成分に染み込ませる手法を採用しています。
他のブランドで見るような、人工香料や着色料、保存料といった添加物は一切使用していません。それがマドエレンのポリシーでもあり、素晴らしい作品に繋がっている理由でもあります。
どんなブランドにも負けることのない、ナチュラルで魅力的なフレグランスを目指しています。
マドエレンのフレグランスを手にした人の中には、その素晴らしさに心惹かれる人も少なくありません。
マドエレンは、視覚に訴えるようなアーティスティックなアイテム作りにも熱心で、器に対するこだわりが強いのも大きな特徴と言えるでしょう。
例えば、キャンドルやポプリなどに使用される容器やアイアンなどについては、全てモロッコにいる熟練した職人のハンドメイドによって作られています。
ひとつひとつの作品が全てアート作品のように仕上げられていて、微妙な差異があるかのような表情を兼ね備えているのも、マドエレンの魅力と言えそうです。
マドエレンのアイテムの取扱店
マドエレンのフレグランスを手に入れたいけどどこで買えばいいのか分からない、という人も多いのではないでしょうか。
マドエレンが手掛けるアイテムを日本で取扱っているお店は、東京を中心とした各地にあるセレクトショップなどです。
ただ実際に入荷される作品の数が少ない傾向にあり、マドエレンの香水は一点ものも少なくありませんので、希望されるアイテムを簡単に入手することはできないかもしれません。
ネットの口コミなど参考にして、手に入れるのが得策と言えるでしょう。