その名にもあるように、秘密の女であるクララを見事に演出した逸品に仕上げられています。オシャレ好きな男性から注目を集めていて、様々なシーンで利用できることから評判です。
クランデスティン クララ 魅惑な女
ペンハリガンのクランデスティン クララは、1870年代におけるイギリス貴族の人間模様を、見事に香りで表現した逸品です。
これまでにはなかった、新しい方向からアプローチしたコレクションと言えるでしょう。
秘密の女のクララはジョージ卿の愛人であり、自立した自由な感じの女性です。
このストーリーは、伝統を重視するジョージ卿を虜にする魅力的な女性、クララについて描いています。
たまらない美味しさを醸し出しそうな香りに惹かれる人も大勢いますので、クランデスティン クララはそれに準じた魅力的な香水として仕上げられています。
いつも自信に溢れていて、慣習や風習などに縛られるのを嫌い、自由奔放に人生を謳歌しているセクシーなクララは、大人の女性の魅力を全て兼ね備えているのです。
甘いスモーキーな香りに加えて、シナモンやムスク、そしてアンバーが加わると、そこは温かみのある官能的な香りで覆われます。
それは今まで感じたことのない香りであり、まさに天にも昇るような気持ちの良い感じを覚えると思います。
何かしら中毒性のあるオリエンタルの香りに特徴がありますが、その香りを知ったら誰も追い求めずにはいられなくなるのです。
ペンハリガンが展開しているクランデスティン クララは、そのような魅力的な香水なのです。
そんなクララのことを見事な形に表現した香りは、象徴でもあるクジャクモチーフのボトルに見ることができます。
伝統的な感じでありながら、どことなくユーモラスに包まれたパッケージは、これまでの香水の常識を覆すものとした話題になりました。
香調は、イントキシケイティング アンバー オリエンタル、キーノートは、ラム、バニラ/シナモン、ムスク/アンバリーパチョリとなっています。
ポートレートシリーズの第2弾
ペンハリガンのクランデスティン クララは、英国上流階級の人間模様を表した、ポートレートシリーズの第2弾になります。
ジョージ卿の愛人である秘密の女クララというネーミングになり、真鍮製のキャップのクジャクがモチーフになっています。
今回のポートレートシリーズは、他のアイテムに出てくる登場人物と共通したノートを取り入れるなどして関係性を表示するなど、その辺りの演出も注目を集めています。
多彩な香調を満喫できる クランデスティン クララ
魅惑の多いクランデスティン クララですが、トップでは、アルコール度数の高いラムの香りを楽しむことができます。
ノートが鼻にグッと掛かってきますので、初めて嗅ぐ人は注意が必要でしょう。まともに嗅いでしまうと、酔ってしまうかもしれません。
加えて、サンダルウッドのよう甘い木の香りもあり、さらに外国製のミントタブレットのような香りもします。
これはシガーなども一緒に販売しているタバコ屋さんによくあるような匂いをイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。
トップについては、全体的にアンニュイな感じと言ったところです。
次に中盤ですが、ここからはバニラの甘さが増したような感じになります。
成分構成だけに着目すると、何かしらユニセックスのような感じがするのに、非常に肌への馴染みが良く、さらに柔らかいこともあって、この場で女性的なイメージを感じる人もいるのではないかと思います。
トンカビーンやムスク、ベンゾインなどのようなパウダリーさに加えて、ほのかな甘い香りも楽しめる、あまり重たく感じないといったところでしょう。そしてラストは、甘くアンバーな香りが先行します。
パウダリーさのあるムスクはそのまま存在しながらも、パチュリのしっとり感のある重みが加わってくるのです。
ただ、それでもそこまで重たくは感じませんので安心です。
最後の方になると、少し石鹸のような香りのするムスクと、パチュリの香りを感じられるようになります。
クランデスティン クララはイントキシケイティング アンバー オリエンタル、つまりはまるで陶酔させるかのような香りを醸し出してくれるのです。
どことなくイメージしにくい香調ですが、ラムのお酒っぽさやタバコ系のアンニュイな香りを満喫できるのも魅力的です。
意外や意外で、トップにあるスパイシー感のあるラムっぽさを最後まで引っ張ってきますので、この部分が口コミでの評価にも影響しているのかもしれません。
魅力的な香りを満喫してみたい方にはおすすめです。