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ワイングラスの取り扱いや保管方法

きしょう

ワインにとってなくてはならない大切なアイテム、それがワイングラスです。ワイングラスによって、ワインの味や香りなどが大きく変わってくるからです。そのため日頃からワイングラスの扱い方や手入れなど、基礎的な部分をきちんと押さえておくことが大切です。ワイングラスについて、しっかり確認しておきましょう。



ワイングララスを洗う際は注意する

ワインの味や香りを引き立ててくれる役割があるのがワイングラスですが、いつまでも快適に利用するためにはお手入れや取り扱いに注意が必要です。

ワイングラスの種類にもよりますが、その中には高級のものもありますので、ワインを飲んだ後の取り扱いは慎重に行いましょう。

飲んだ後のグラスをお手入れする際に割ってしまうシーンを見かけることもありますが、ワイングラスを割ってしまう場面で最も多い理由とされているのが洗浄中です。


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色々な種類のワイングラスがあるのですが、その中でも特にクリスタルガラスタイプは注意が必要です。

何故ならクリスタルタイプのワイングラスは、原料に酸化鉛を取り入れているため、美しい輝きや重量感などを醸し出してくれる反面、非常にキズつきやすいのが特徴だからです。

ちょっとした衝撃に弱い性質を持っていますので、洗う際には特に気をつける必要があるのです。

クリスタルガラスは元々割れやすい素材でできていますので、洗浄するときは他の食器に当たったり倒したりしないようにしましょう。



グラスを洗うときはぬるま湯を利用する

ワイングラスは種類によっては、ちょっとした衝撃でキズがついたり割れたりすることがあります。

そのため慎重に行う必要がありますが、使用する水にも注意しましょう。

クリスタルガラスタイプのグラスを洗う際には、水の温度チェックも忘れずに行いましょう。

クリスタルに含まれている酸化鉛は、水の温度によって膨張する性質があるからです。

場合によっては、グラスが膨張して割れることがあります。

また温度を急激に低下させることもよくありません。

クリスタルガラスは、温度が急激に低下するとグラスが収縮しやすいので、洗う際には適度なぬるま湯を用意することをおすすめします。

ぬるま湯と言っても、常温の流水でも特に問題ありませんが、冬場はどうしても水は冷たくなりますので、その場合は適度な温度に調整する必要があります。

クリスタルガラスと温度は密接な関係がありますので、取り扱いには十分に気をつけましょう。



スポンジを優しく使う

ワイングラスを洗浄する際に、スポンジを使う人もいると思います。

グラスの洗浄でスポンジを使うのは構いませんが、その場合は優しく扱うようにしましょう。

普通の汚れの場合はぬるま湯だけでも十分に落とせますが、グラスのふちや中についた汚れはそういうわけにはいきません。

特に唇の跡や口紅などはゆすぐだけでは落ちないことが多いので、その際には中性洗剤を用いてしっかり洗いましょう。

その際にスポンジを使うことになると思いますが、キレイにしたいと思ってスポンジでゴシゴシ磨く人もいますが、それはNG行為です。

スポンジで飲み口部分をゴシゴシ磨くのは非常に危険で、場合によってはキズがついたり割れたりすることがありますので、優しく擦る感じで洗うようにしましょう。

スポンジにも様々な種類があり、その中にはワイングラス専用のものも売っていますので、あらかじめ用意しておくといいと思います。

注意をすれば普通のスポンジでも構いませんが、「それだと不安だ」という方は、やはりグラス専用スポンジの方がいいでしょう。

ワイングラスは保存方法にも注意

ワイングラスは使った後のお手入れも大切ですが、洗浄した後の保存方法にも気をつける必要があります。

せっかく洗浄してキレイにしても、保存の方法が悪いと、次回も同じように使えなくなる可能性があります。

保存方法を誤ると、他のグラフと接触してグラスにキズやヒビが入ってしまうこともあるのです。

ワイングラスを洗った後は飲み口を下向きにして、伏せた状態で保管するのが正しい保管方法と言われています。

繊細な部分である飲み口部分に大きな負荷がかかって割れたり、倒れたりしないように注意をしながら保管しましょう。

ワイングラスを乾燥したり保管したりする際には、台座を下にした状態で置くことも忘れないようにしましょう。

台座を下にした状態でグラスを保管すればひとまずは安心ですが、使用することなく長い間保管するときは、定期的に湯気に当ててグラスを磨いてあげましょう。

そうすることで、キレイな状態を保つことができます。ワイングラスをいつまでも大切に使うためにも、保管状態にも気を配りましょう。

きしょう
ワインを飲む際に大切なアイテムの一つなのがワイングラスですが、使用した後の取り扱いには十分な注意が必要です。洗浄から保管、そして保管後の定期的なお手入れをしっかり行うことで、いつまでも快適に利用できるようになります。ワイングラスには正しい洗浄方法や取り扱い、保存の方法がありますので確認しておきましょう。