周りの人が驚くような香水を付けてみたい、素敵な香りのする香水を探しているという方もいると思います。そんな人におすすめしたいのがヒーリーの香水になり、その中でも個性的と言えるのが「PHOENICIA」です。その斬新な香りに魅了される人も少なくありません。ヒーリーのコレクションのひとつ、PHOENICIAについて紹介します。
開放的でエキゾチックなフレグランス PHOENICIA
ラグジュアリーフレグランスブランドのヒーリーが展開している香水のひとつが、PHOENICIAです。ヒーリーと言えば、毎回自然がテーマになったブランド独自の個性的な香りを演出してくれることでおなじみで、イギリスだけでなく日本を含めた多くの国でその香りが親しまれています。
PHOENICIAは、紀元前1000年頃に地中海南部よりスペイン南部を結んだ大きな海岸線を支配下に置いた、古代海洋国であるフェニキアへの旅がベースになっています。
その広大な海洋をインスピレーションしたこともあり、発売前から口コミなどで話題にされることもありました。開放的でエキゾチックなフレグランスに仕上げられているのが特徴です。
神秘的な地中海を象徴するようなデーツに加えて、干しブドウの香りを基調に、エキゾチックな香りのするサンダルウッドやアガーウッド、バーチウッドやジャワ産ベチバーといった様々な香りが詰まっています。
エレガントな中にも斬新な要素が加えられているのが、PHOENICIAの大きな特徴でもあるのです。
プルースト効果が期待できる
ヒーリーの作品はどれも素敵なものばかりですが、PHOENICIAも素晴らしい香水に仕上げられています。香りというのは、人間の記憶と大きな関係があると言われています。
香りに関係したものとしてはプルースト効果がありますが、これは香りによってその時の記憶が思い出されるものです。香りは記憶と繋がっているからこそ、他人とは違うような自分だけの香りを追い求めたくなるのではないか、と思われます。
そんな様々な香りを探している、もしくは追い求めたい方は、ヒーリーのPHOENICIAがおすすめです。
ヒーリーは、元々はグラフィックデザイナーであり、その後に調香師となりました。PHOENICIAはそんな気鋭のブランドが手掛けるアイテムになり、厳選された上質な原料を使用していて、その伝統的な調合技術による香りが話題になっています。
PHOENICIAも、厳選した原料をより濃度を高めて抽出したものばかりです。古代の海洋国と言われているフェニキアにインスパイアした香りのデーツに加えて、レーズンをベースにしたエキゾチックな印象を醸し出してくれるサンダルウッド、さらにはベチバーなど多くのものが詰め込まれているのです。
他のブランドには見られない、それでいて人の記憶にしっかり残る上質な香りを、じっくり堪能してみるのもいいかもしれません。
神秘的なスモーキーの中に甘みや酸味を加えたオリエンタル調
ヒーリーのPHOENICIAに注目が集まっていますが、やはり気になるのが香りではないでしょうか。PHOENICIAの香りについては、神秘的なスモーキーの中に甘みや酸味を加えたオリエンタル調をイメージしてもらうといいでしょう。
とにかくスモーキーな感じなのが印象的で、どこかのお店に行き、周囲に感じる強い煙のするタバコが香っている中で食後にデーツなどを嗜むというのが、PHOENICIAの世界観と言えるのです。
最初はインセンスが低く感じられるというスモーク香からスタートし、その後は煙の中に燻されたデーツが現れ、徐々に煮詰まった感じの甘さやフルーティーさを実感できるようになります。
このようなスモーク調は非常にインセンスがあると思いますが、タールっぽさのある樹脂香などが良い香りの雰囲気を演出するなど、全体的に良い感じに仕上げられているのではないかと思います。
ラストノートの素敵な香りを実感
ヒーリーのPHOENICIAは、全ての過程を満喫できますが、その中でもやはりラストノートに魅了される人も多いのではないかと思います。ラストノートというのは、香水を付けてから2〜3時間経過したぐらいに出てくる香りのことで、その香水の残り香に該当する部分です。
時間の経過によって実際に体験する香りが異なってきますので、香水を選ぶ時には付けた後に最低でも30分くらいは時間を置いて、香りの変化をチェックするのが理想です。
同じ香水であっても、付ける人の体調や体温などによって香り方はもちろん、持続する時間も変わってきます。ヒーリーのPHOENICIAは、ラストノートの素敵な香りを実感できると評判です。
