数多く存在する香水ブランドの中でも高い人気を誇っているのが、イギリスのヒーリーです。老舗の多い香水業界において新しいタイプのアイテムを提供するなど、話題性の多いブランドではないかと思います。他のブランドとのコラボレーションも積極的に行うなど、その活動が注目されているヒーリーについて紹介します。
香水ブランドのヒーリーとは
イギリスの香水ブランドのヒーリーは、現在パリで活動しているイギリス人である、ジェームズ・ヒーリーが設立したブランドです。
ジェームズ・ヒーリーでは様々なアイテムを提供しており、デザインされている香水は、どれも自然な感じでライトな香りが漂っているのが特徴と言えるでしょう。
ブランド設立後、最初に作り出したのがマント フレシュであり、これはシンプルでありながら香水にはあまり見られない成分のミントを使用しているのが特徴です。
他にも様々な種類があり、代表的なものとしては「カルディナル」や「エスプリ ドゥ ティグレ」、「キュイール プレンヌ フルール」などが挙げられます。
2013年には、メゾン キツネとのコラボレーションを行ったことでも話題になり、そのときに発表した香水も人気アイテムのひとつです。
ヒーリーの香水は日本でも評判を呼び、現在では新宿伊勢丹メンズ館を始め、三越銀座やコンラン ショップ、 エディフィスで購入することが可能です。
ジェームズ・ヒーリーについて
イギリスの香水ブランドであるヒーリーの創始者ジェームズ・ヒーリーは、元々はデザイナーでした。
それが有名なアニック・グタール氏との出会いによって、その後の運命が大きく変わっていきます。
アニック・グタール氏との出会いの後、フランスの伝統でもある調香の魅力に惹かれるようになっていくのです。
それがきっかけになって、2006年にパリで自分のブランドを立ち上げることになります。
イギリスでは様々な香水ブランドがひしめき合っていて、その中には老舗店も少なくありません。
そういう老舗店も多い香水業界において、ヒーリーは超ニューカマーと称されるようになっていきました。
ヒーリーと出会ったアニック氏も、他の業界から香水業界に参入した経緯があることから、お互い惹かれ合うものがあったのかもしれません。
ヒーリーが香水業界に参入した後に初めて作った香水が「マント・フレッシュ」であり、これがその後の作品のベースになっていくのです。
マント・フレッシュはミントを基調に作られているのが特徴で、現在でもヒーリーブランドの代表的なアイテムとして君臨しています。
「ミントを用いた香水なんてイメージできない」という人もいると思いますが、いずれにしても作ることはもちろん使いこなすのも難しいかもしれません。
オードパルファンの種類が多いのがヒーリーの特徴
ヒーリーは世界的に人気のブランドであり、日本にもたくさんのファンがいます。
プライベートはもちろん、様々なビジネスシーンでも活用できることから、オシャレ好きな男性から多大なる支持を集めているのです。
そんなヒーリーが提供しているラインナップの特徴と言えば、香水の中でも最も長い時間を維持できるパルファンと、それに次ぐオードパルファンだけで構成されている点と言えるでしょう。
オードトワレは現在製造されておらず、パルファンとオードパルファンとを比べると、オードパルファンの種類が多いのが特徴です。
メゾンキツネとのコラボレーションで発表した、柚子の香りがする香水もオードパルファンの一種になります。
ヒーリーが手掛けるアイテムは、全ての製品がユニセックスとなっています。
ヒーリーのマント・フレッシュ
ヒーリーブランドとしても貴重な「マント・フレッシュ」を紹介します。
ブランド立ち上げのきっかけにもなったマント・フレッシュは、他の香水と比べて全体的にミントの割合が多くなっています。
付けた後に感じる目が覚めるようなスッキリ感のあるグリーンティーから、ベルガモットが香るような紅茶の茶葉のような香りへと変化していくのが特徴です。
目覚め感がイマイチ悪いという方におすすめで、マント・フレッシュをひと吹きすれば、すぐに爽やかなミントの香りを満喫できるでしょう。
ヒーリーのノートデユズ
ヒーリーの香水としては、メゾンキツネとのコラボレーションで誕生したアイテムの「ノートデユズ」も人気があります。
これは柚子がモチーフになった香水になり、メゾンキツネのディレクターがセル・マランの愛用者であったことが、きっかけになったと言います。
柚子風呂にインスパイアされた香りに定評があり、肌の上に乗せると柚子の香りがじんわり染み出てくるのを実感できるでしょう。
ヒーリー 香水の紹介