世界には数多くのブランドが存在しますが、ルイヴィトンもその中のひとつです。フランスから世界に向けて、魅力的なファッションアイテムを展開しており、たくさんの方から親しまれています。ルイヴィトンのバッグについて、その特徴などを紹介します。
ルイヴィトンとバッグの特徴
誰もが知っている一流ブランドのルイヴィトンは、フランスを代表する大変な人気を誇るブランドです。
1854年にフランスのパリで創業し、それ以降は様々なファッションアイテムを展開してきました。
元々は旅行用のトランクを専門に取り扱っているブランドだったこともあり、バッグブランドとしての知名度も高めと言えます。
有名な柄でおなじみの「モノグラム」のバッグを、誰でも一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
ルイヴィトンは世界的に高い評価を得ていて、日本でもそれは同じです。
特に日本人の中にはヴィトンが大好きという方も多く、ブランドという概念に憧れ始めた人が最初に思い描くのが、このルイヴィトンとも言われています。
ルイヴィトンは、「ひとつは持っておきたい」と言われるブランドでもあるのです。
そんな魅力的なブランドですが、ルイヴィトンのバッグは全体的に頑丈でしっかりしているのが特徴と言えます。
その秘密は厳選された生地の頑丈さに加えて、縫製に大きな秘密があります。
どの種類の生地も傷みにくいような加工を施しているので、雨や湿気などの外敵からもしっかり守ってもらえるのです。
縫製も同じようにしっかりした作りになっていて、頑丈に縫い合わせています。
現品を実際に見ると分かりますが、かなり頑丈に縫い合わせているのに気づくはずです。
他のブランドにあるような、ただ単に見た目だけにこだわったブランドではありません。
それぞれのアイテムの素材によって変わってきますが、他のブランドと比べると、全体的に水分や湿気に強いのが特徴です。
日本は元々湿気が多い国でもありますので、接着材が水分を吸い取ってしまうことがあります。
それが溶け出すことで、シミになってしまうのです。
ルイヴィトンのバッグは、保管方法に注意すれば、いつでもキレイな状態のまま使い続けることができます。
キーポル(Keep All)
ルイヴィトンのバッグには様々な種類がありますが、その中でも代表的なものが、キーポル(Keep All)になります。
キーポルはルイヴィトンが提供しているバッグの中でも、最も古いバッグ(ボストンバッグ)のひとつになり、1930年から販売されています。
元々は人気の高いブランドということもあって、キーポルは発売当初から既に高い知名度を得ていました。
そのため現在でも定番のボストンバッグとして、世界中にいるファンから利用されています。
バッグ名になるキーポル(Keep All)とは、「全てのものを保持する」、「全てのものを捨てないで保管しておく」といった意味を持っていて、その名称の通りで世界中へあるとあらゆる物を取り入れることはもちろん、旅行や旅先で得た思い出なども一緒に詰めて帰るというスタイルも持ち合わせているのです。
キーポルのサイズは、その全てが横幅を基準にしており、5cm刻みによって、45、50、55、60という4つ種類に分類できます。
またその中には、ショルダーストラップが付属したバンドリエールも存在しており、こちらもファンの間で好評を呼んでいます。
アルマ(Alma)
ルイヴィトンのバッグとしては、アルマ(Alma)も高い人気を誇っています。
アルマは、エルメスのボリードとよく似たフォルムになっていて、1934年に登場しました。
シャネルの創設者として知られている「ココ・シャネル」が依頼したもので、デザインは「ガストン・ルイヴィトン」が行っています。
アルマ(Alma)という名称ですが、パリのセーヌ川に掛かっている橋になる、アルマ橋(Le Pont De L’lma)に由来しています。
ココ・シャネルは無駄が嫌いなことが有名で、その性格を活かした非常にシンプルなデザインに仕上がっているのが特徴です。
上部はキレイな曲線がラウンドされていて、両脇まで広く開くファスナー付きですので、非常に出し入れしやすくなっています。
ショルダーストラップが付いている点も魅力的で、ショルダーバッグやハンドバッグなど利用される用途が広いのです。
例えば、デイリーユースにショルダーバッグを、フォーマルシーンではバンドバッグを利用するのもいいでしょう。
ルイヴィトンのバッグは元々頑丈な作りになっていますので、使い方と保存方法に注意すれば、それらのアイテムも比較的長く使うことができます。