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テイスティング その方法とポイントやマナー

きしょう

ワインを試飲する際には、テイスティングを求められることがあります。これは、これから飲むワインに劣化や腐敗がないかをしっかり確認するために行われる、儀式の一つになります。テイスティングによって特に問題がなければ、そのまま楽しむことができるのです。ワインのテイスティングについて、その方法やポイント、マナーについて紹介します。



テイスティングの仕方

ワインを高級レストランなどでボトル注文した際には、コルクを抜いた後に僅かな量をグラスに注ぎ、その後にテイスティングを行うことがあります。

テイスティングというのは、ワインの品質に問題がないかを調べるものであり、味見とも異なります。

これからいただく製品が劣化したり腐敗などをしてはいないか、その品質を確認するために必要なものになり、一種の儀式と言ってもいいでしょう。

テイスティングによって、ワインの味などに特に問題がなければ、そのまま味わうことができます。

ワインの輸送中や保存中に劣化や腐敗していたときや、コルクが原因によって品質に支障が生じた場合には、別のボトルを開けることになります。

テイスティングというと一般的な試飲をイメージする人もいるかもしれませんが、自分が好きな味なのかをチェックするようなものではありません。

そのため試飲で行うような、「イメージしたものとは違う」などの理由によってワインを変更することはできませんので、注意する必要があります。

一般的なテイスティングの流れは、以下のようになっています。



テイスティングの流れ

◆ステップ1

最初にソムリエが、自身がオーダーしたもので間違いがないかラベルを見せてくれますので、確認をすると抜を栓いてグラスに少量注いでもらえます。

◆ステップ2

グラスにワインを注がれた後、グラスの土台や足の部分のベースを持ちます。

この時はテーブルクロスといった白いものを背景にして、グラスを少し傾けてからチェックすることをおすすめします。

そうすることによって、ワイン自体の濁りや異物が入っているかという確認をしやすくなります。

赤ワインの場合は、若いワインほどルビー色や、やや紫がかった色に輝き、熟成が進めば進むほど褐色が際立つようになっていきます。

一方の白ワインは、一般的には麦わらみたいな黄色が一般的で、甘口タイプの中には黄味を帯びた金色のものも少なくありません。

ロゼは薄いピンクのものから、深みを帯びたバラ色のものまで様々です。


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◆ステップ3

次にグラスに鼻を近づけて香りを嗅いでみましょう。

ここでは異臭がないかの確認をして、その後に円を描くようにグラスを回して、香りを立てていき香りを嗅ぎます。

劣化してしまったワインの香りはあまり好ましくない香りがしますので、注いだ時にソムリエが気づくことが多いようです。

◆ステップ4

ここではワインを一口だけ口に含み、舌の上で軽く転がして味を確かめます。

その際に酸っぱいなどの異常を感じたら、すぐにソムリエに確認してもらいましょう。

味に特に問題がなければソムリエに軽く頷いたり、「お願いします」などと伝えたりするなど、何かしらの意思表示をします。

以上でテイスティングは終わり、その後は他のお客さんのグラスにもワインが注がれることになります。



ワインのテイスティングのマナー

ワインのテイスティングにはマナーがあります。


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ワインをオーダーした後に行うテイスティングは、実際に選んだワインが美味しいかの判断ではなく、ワインの質に問題がないかを確認するための行為です。

従って特に大きな問題が出ていないのに、テイスティングをした後に「味が気に入らない」という理由で、他のワインと交換してもらうのはマナー違反になります。

マナーを守ることが大切ですので、ワインが自分のテーブルにきたら、まずはワインのラベルをしっかりチェックし、実際にオーダーしたものに間違いないかを確認してみましょう。

ソムリエがワインの栓を開けた後、コルクに何かしらの異常がないかをチェックしますが、このコルクのチェック作業は全てソムリエが行ってくれます。

そのためオーダーした人は特に何もする必要はなく、ここでコルクの香りを嗅ぐなどの行為もマナー違反になりますので注意しましょう。

テイスティングの確認方法

ワインのテイスティングには様々な確認方法があります。

その一つが目による確認で、ワイングラスにワインが注がれた後、グラスを持って目で色を確認します。

その際に、不純物の混合の確認も一緒に行うのが一般的です。

また鼻の確認もあります。

目による確認が終わったら、時計と逆回りにワイングラスを2〜3回は回転させましょう。

グラスを回す理由は、ワインに酸素を触れさせるためです。

その後に軽く舌による確認も行います。


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きしょう
ワインをオーダーした後、ソムリエからテイスティングを求められることがあります。テイスティングにはマナーがありますので、マナー違反にならないように注意しておきましょう。テイスティングをスムーズに行うためにも、事前に手順などを確認しておくことをおすすめします。