人気のザ ディファレント カンパニーが手掛けているフレグランス「ベルガモット」を、試されたことがある方もいると思います。まだ使用したことがない方は、今日からでも使ってみることをおすすめします。そのスパイシーな香りに惹かれる人が多く、特徴的な香水であることから、世界的に人気を呼んでいる作品です。注目されている香水のベルガモットについて紹介します。
ザ ディファレント カンパニーのベルガモット
ザ ディファレント カンパニーのベルガモットは、2008年に販売されたアイテムです。軽やかでありながらも究極のエレガンスを体現できる、と評判のフレグランスと言われています。スパイシーなジンジャーを始めとして、オレンジフラワーやグリーンリーフと一緒に、高品質なベルガモットエッセンスも用いられています。
流行に敏感であると同時に、決して左右されることのない究極の香りを得ることができるのが特徴と言えるでしょう。
極めてベーシックな香料であるベルガモットを現代的にアレンジして、時空を超越した愛される香りに仕上げられているのです。それはまさに神聖と言っても過言ではないでしょう。
そんな感じを楽しめる、ベルガモットを試してみてはいかがでしょうか。
ベルガモットの香りの特徴は、以下のようになります。
◆香調:シトラス アロマティック
◆トップ:ベルガモット、ジンジャー
◆ミドル:オレンジの花、グリーンノート
◆ラスト:ルバーブ、ムスク
ベルガモットの香り
ベルガモットは他のアイテムと比べると、ネーミングがシンプルなことが分かると思います。
ベルガモットの場合は、70%以上ものエッセンスを使用していると言います。
ただ、ほとんどがベルガモットで構成されているフレグランスと言っても過言ではないと思います。
調香師は香りのミニマリストとして知られている、ジャン クロード・エレナ氏です。
ジャン クロード・エレナ氏が厳選した、残りの3割の組み合わせがそこにあるからこそ、ベルガモット自体が引き立つと言ってもいいでしょう。
ただ単に、ベルガモットのエッセンスのみの香水ではないことが理解できると思います。
ベルガモットの香りの構成は、トップノートのベルガモットやジンジャーから始まり、ミドルノートのオレンジの花(オレンジブロッサム)、ラストノートのルパーブ、ムスクが締めを飾ってくれるのです。
実際に試してみると分かると思いますが、香水を付けた瞬間は非常に爽やかな感じがして、ゼスティなベルガモットを演じてくれます。
たった今、そこで収穫してきたばかりのオレンジをギュッと絞った、フレッシュジュースを一気に飲み干そうとしている瞬間をイメージしてもらうといいでしょう。
厳密には、ベルガモットというのは香料を得るための柑橘類のことになり、果汁は苦いため食用には向いていないと言われています。
そして徐々にお肌の上で暖まっていくにつれて、甘く瑞々しい香りを持つオレンジブロッサムの花が開くのです。
ベルガモットだけの香りであるとボーイッシュなものになるかもしれませんが、そこは流石のザ ディファレント カンパニーですので、きちんとオレンジブロッサムも組み入れています。
それによってフレッシュさの中に、何かしら女性らしさを演出できるようになるのです。
人によって香りの感じ方は異なりますが、口コミなどを見ると、ベルガモットのラストノートを気に入っている人も少なくはないようです。
ラストノートにある「ルバーブ」はフキのようなもので、野菜の一種になります。イギリスや北欧などでは夏の野菜としてよく利用されており、ジャムやスイーツなどにして食べられることが多いようです。
北欧料理のレストランなどのメニューとしてもおなじみで、その甘酸っぱさに惚れてしまう人もいます。
ザ ディファレント カンパニーのベルガモットであれば、ルバーブ感を肌でしっかり感じ取ることができ、甘酸っぱさとムスクが加わることでフワッとリラックスができます。
それがベルガモットのラストノートの魅力と言えるでしょう。
ベルガモットと言うと、フレッシュで元気をイメージする人もいるかと思われますが、リラックス効果があるというのは意外だったかもしれません。
ベルガモットの持続時間
フレグランスを使用する際に気になるのが、その持続時間ではないかと思います。
ベルガモットの持続時間ですが、様々なシーンで使用できるマルチユースタイプのオードトワレでもあり、元々は香りの飛びが早いのが特徴です。
ベルガモットではエッセンスをたくさん使っていることもあって、香りの持続時間は1〜2時間くらいと短いのが特徴になります。
ただ、それがかえって利用できるシーンを広げていき、いつでも気軽に使えるオードトワレになっているのかもしれません。