ザ ディファレント カンパニーには様々なアイテムが存在しますが、「オスマンタス」もユーザーから絶大な支持を得ている作品のひとつと言えるでしょう。日本でもファンから親しまれていますので、香水をあまり使わない人でも見たことはあるかもしれません。フランスで高い人気を誇るフレグランスブランドが手掛けているのも、その理由のひとつではないかと思います。世界的に人気を呼んでいるフレグランス、オスマンタスについて紹介します。
ザ ディファレント カンパニーのオスマンタス
ザ ディファレント カンパニーが手掛けるオスマンタスは、繊細且つ魅力的なムスクフローラルの香りに特徴があります。
フランスで評判のザ ディファレント カンパニーが提供しているアイテムのひとつになり、ユーザーの間での評判は上々です。
香調はフローラルで、その他の香りの構成は以下のようになります。
◆トップ:ベルガモット・マンダリン・グリーンノート
◆ミドル:キンモクセイ・ジャスミン・ゼラニウム
◆ベース:ムスク・ローズ
中国にある紫禁城を訪れたジャン・クロード・エレナが体験した、感動の記憶を留めるためにデザインした金木犀の香りに特徴があります。
ザ ディファレント カンパニーのアイテムに興味がある方や既に他のアイテムを使っている方など、ブランドに興味がある方であれば、どなたでも歓迎してくれるのがオスマンタスの魅力ではないかと思います。
オスマンタスの香り
オスマンタスを付けると、いつも自然タップリの風景が蘇ってくると話す人もいるようです。
ザ ディファレント カンパニーというブランドを立ち上げた調香師であるジャン・クロード・エレナ氏が手掛けるアイテムは、本国のフランスはもちろん世界中から注目されています。
オスマンタスもまた同じで、高級フレグランスとして愛用する人も少なくありません。
トップはスッキリしたベルガモットからスタートしますが、その酸味と苦みが特徴ではないかと思われます。
そしてほぼ同時に、マンダリンやグリーンノート、ほんの少し汗くさい酸味を伴ったジャスミンなど、様々な香りが漂ってくるのです。
出だしが結構奇妙ですので、その後から出てくる香りは比較的受け入れやすいのかもしれません。
トップのベルガモットの違和感をより強く感じる人もいると思いますが、この部分がザ ディファレント カンパニーの、ひいてはオスマンタスという作品の好き嫌いの基準点なのかもしれません。
ただそれもすぐに終わり、5分もすると酸味やベルガモットの苦みが薄れていき、次第に穏やかな感じになっていくことが分かるでしょう。
ローズやゼラニウム系という、ややスッキリ目のフローラルが、香りを嗅いでいる人の気持ちを解してくれるのです。しかしオスマンタスは、ジャスミンとミックスされたイメージがどこまでも残るかもしれません。
オスマンタスの効果的な使い方
オスマンタスは、その独特な香りに魅了される人も少なくありません。
普通に付けるだけでも効果を期待できますが、その効果を最大限のものに発揮するためには、付け方にも注意をしておくといいでしょう。
オスマンタスの魅力をもっと味わいたいと思って、量をたっぷり使う人もいますが、それはNGです。どんなことにも限度があり、オスマンタスもそれは同じで付けすぎには注意をしておきましょう。
特にオスマンタスの場合は、ほのかに香らせるというのがポイントです。
ほのかに香らせるためには付ける香水の量に気をつける必要がありますので、適量を守りましょう。香水を使用する際に、つい多めに2〜3滴付けがちですが、基本的には1〜2滴で大丈夫です。
人によっては香りに馴れてきていることもあり、オスマンタスの香りが消えたのではないか、と錯覚する人もいますが、周囲の方は十分に香っていますので安心してください。
オスマンタスは1滴でも十分な効果を期待できます。
またトップ、ミドル、ラストノート、それぞれの特徴も押さえておくと良いでしょう。
トップノートは、香水を付けてから5〜10分後ぐらいに香ってくる、第一印象になる香りです。オスマンタスの場合は、ベルガモット・マンダリン・グリーンノートになります。
ミドルノートは、付けてから30分〜1時間後くらいの香りで、その香水の核になる部分です。オスマンタスは、キンモクセイ、ジャスミン、ゼラニウムで、徐々に良い香りがしてくることに気づくでしょう。
そしてラストノートは、付けてから2〜3時間後くらいに出てくる香りで、その香水の残り香になる部分です。
このような香水の基本を身につけておくと、いつでもオシャレを楽しむことができます。